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●スタン・ブラッケージ 映画の極北 メールニュース
NO.25
2003.6.13

○「ブラッケージ・アイズ 2003-2004」進行状況
○「ブラッケージ・アイズ実行委員会」第5回全体ミーティング報告
○「ブラッケージ・アイズ 2003-2004」賛助会員募集
○クリスタル・ブラッケージのスピーチ(ボールダー・メモリアル)
○『フーガの技法』公開!「パーソナルフォーカス2003」募集開始

★「ブラッケージ・アイズ 2003-2004」進行状況★

名称:「ブラッケージ・アイズ2003-2004」

*高知県立美術館
2003.11.13(木)−16(日)

*横浜赤レンガ倉庫1号館
2003.11.22(土)−24(月・祝)、11.28(金)−30(日)
[リスポンド・ダンス11.22(土)−30(日)]

*愛知芸術文化センター
2003.12.2(土)−14(日) (予定)

*神戸アートビレッジセンター
2004.1.17(土)−25(日)

*せんだいメディアテーク
2004.2.27(金)−3.4(木) (予定)

開催内容:

*上映
全15プログラム 約90作品を上映予定

*フィル・ソロモン、マリーベス・リード(共にアメリカの実験映画作家)
2003.11月中旬〜12月上旬 招聘予定
高知、横浜会場、他に美術系大学、映像系専門学校等で講演・レクチャーを予定

*「リスポンドダンス-スタン・ブラッケージをめぐって-」
横浜赤レンガ倉庫1号館では、現代美術家、舞踏家、ミュージシャン、映像作家たちが作品展示やパフォーマンスを通して“ブラッケージ論"を展開します。展示・パフォーマンス企画、音楽企画、映像企画などが進行中。また、実行委員会ではブラッケージ紹介の部屋の展示を作成。他会場でも同様なものを展示します。

カタログ:『ブラッケージ・アイズ 2003-2004』(公式カタログ)

実行委員会:
映像作家、デザイナー、アーティスト、批評家、学生、教員、観客などさまざまな立場の方が、ボランティアで参加。メーリングリストで意見交換。MLには現在50人ほどが参加している。

予算:
各基金からの交付、および上映会場よりのプログラムレンタル料、カタログ広告、賛助会員会費などから捻出していく。
現時点でたてている予算組みでは、広告、賛助会員募集は必須です。

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★「ブラッケージ・アイズ実行委員会」第5回全体ミーティング報告(文責:水野真亜沙)★
(2003.5.31/GOLDEN SHIT)

■出席者
水由章、片山薫、黒川芳朱、久保田晃弘、辻直之、高梨麻紀子、斉藤麻子、後藤寛隆、藤田龍平、越後谷卓司(愛知芸術文化センター)、小川直人(せんだいメディアテーク)、水野真亜沙、幕内純子、寺岡はるか、大場寿子、中沢あき、田中実紀、川股裕子、マイケル・ダンソック、山口卓司、佐藤博昭、村上啓太、大場伊都子

■日程・プログラムについて(水由)
○日程 
 11/13(木)〜16(日) 高知県立美術館
 11/22(土)〜30(日) 横浜赤レンガ倉庫1号館
 12/2(火)〜14(日) 愛知芸術文化センター(予定)
 1/17(土)〜25(日) 神戸アートビレッジセンター
 2/27(金)〜3/4(木) せんだいメディアテーク(予定)
 他、特別上映を検討中(大学、専門学校等)
○プログラム 
 15プログラム90作品を予定(追加の可能性あり)
 ゲストが来日したら大学などでの講演も予定

■横浜会場でのリスポンドダンスについて(黒川) 
○ライブ企画
舞踏、ライブペインティングなど。
○シンポジウム(検討中)
○ブラッケージ紹介の部屋展示
ブラッケージ映画の複雑な構造を解析すると共にブラッケージ映画の魅力をスティル構成によって体験する。他、バイオグラフィー等。
○現代美術家によるブラッケージ論
候補に上がっている作家の作品は平面の展示、インスタレーション、光の絡むインス
タレーションがある。
○映像企画(片山、水由担当) 
『映像作家によるトリビュートフィルムビデオ版上映』
16mmフィルム、100フィートの作品を各作家に依頼。つなげられたフィルムはライブ企画の日に1度上映するがそれ以外の日はビデオにて展示スペースの一角で上映。
○音楽企画(中沢担当) 
映画/映像に対して、フィルム・光という素材、原理的な部分からアプローチするブラッケージの姿勢または思想」と、F'S8号で佐々木敦氏が指摘していた音響派の「マテリアルへの回帰」という動きの共通項からブラッケージのテーマに音楽ジャンルからどういった関わりが持てるのか、そのことをテーマに作曲、ライブなどを行う。このテーマが一番よく現れているのが「LOVESONGS」と考え、この映画上映をきっかけにしていく。学生とのワークショップ形式で進行を予定。

■カタログ制作について(山口) 
○カタログ内容:
★マリリン・ブラッケージ、フィル・ソロモン(映画作家、スタンの共同制作者)からのメッセージ
★回顧展に寄せて(松本俊夫実行委員長)
★スチル・イメージ
スタンの作品を写真フイルムで複写し構成します。単一フレームを見るのではなく繋がった複数フイルムを見せることで映画上映とは違った映画の見方を提示する。
★上映プログラム
★テキスト
●スタンのテキストを翻訳し、原文とともに掲載
●『DOG STAR MAN 制作秘話』執筆orインタビュージェーン・ウォデニング(スタンの前妻)
★HAND PAINTED FILMS
●ステッププリントについて
●遺作について
★リスポンド・ダンス展覧会として行われる「リスポンド・ダンス」の一環として各分野の研究者や表現者によるスタン・ブラッケージ論を展開していただきます。これはスタンの業績を映画・芸術史に位置付けるために試みとして行われます。
★データ他

○広告募集

■宣伝について(片山)
○6月に賛助会員募集と宣伝を兼ねたチラシを作成して展開する。ネットを使った宣伝を随時実施。

■ホームページについて(水野)
○第一段階のサイト完成次第、関係者で相談したのちMLでも意見を聞く。

■MLについて(片山・水野) 
○担当ごとのMLで会議する

■担当について(片山)
新しくボランティアスタッフとして参加した方は、希望する担当項目(展示/カタログ/音楽/宣伝/事務など)をMLに流してもらう。

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★「ブラッケージ・アイズ 2003-2004」開催と賛助会員募集について★

○開催の主旨

 2000年に『DOG STAR MAN』が日本で初めて完全版として劇場公開され、フィルム・メディアにおける究極の映像表現としてデジタル世代の若者にも大きな反響を巻き起こした、個人映画作家の巨人スタン・ブラッケージ(2003年3月没)。

50年にも及ぶ映像作家活動の間に制作された約380本以上の作品のうち、日本で正式に公開された作品はわずか20本程度しかないのが現状です。『DOG STAR MAN』以降、2001年に「BRAKHAGE EYES」と題した作品集で、初期の傑作『夜への前ぶれ』『窓のしずくと動く赤ん坊』『MOTHLIGHT』や問題作『自分自身の眼で見る行為』が公開され、改めて映画とは“見る行為"との格闘を強いられることを我々に認識させました。2002年には、近年のブラッケージのライフワークであるハンドペイント(35mmの映画ポジフィルムをダイレクトにスクラッチし、ペイントを施した諸作品)作品集「LOVE SONGS」が公開され、その魅惑の映像で観客を陶酔させるとともに、現代美術やミニマルミュージックのアーティストからも多大なる支持を得ました。

 欧米では1990年代後半からブラッケージの作品について再評価が試みられ、パリのポンピドーセンターをはじめとする美術館やアートセンターで、2002年のロッテルダム国際映画祭でも大規模な特集上映が組まれています。しかし、日本でブラッケージの作品はアンダーグラウンドブームの1960年代後半から70年代はじめにかけて草月アートセンターや国立近代美術館、アメリカ文化センターなどで他のアンダーグラウンド映画とともに数本上映された以外は、オフシアターやシネマテークで単発に上映された程度です。同じアメリカの個人映画作家として著名なジョナス・メカス本人が来日し、何度も特集上映が組まれていることと比較しても、スタン・ブラッケージの多くの作品はほとんどと言ってよい程紹介されていないのが実情と言えます。

 そこで、日本の映像作家、音楽、絵画、等、他分野のアーティストにも多大な影響を与え、死の間際までベッドで創作活動に励んでいたスタン・ブラッケージの全貌を明らかにし、<映像表現とは何か!映画とは何か!表現とは何か!個人とは何か!>を改めて問い直す作業を、デジタル映像と消費されるだけの映像が氾濫している、この時代に必要だと考えます。

 2003年秋から、日本でもスタン・ブラッケージの映画展覧会を行うべく、2000年の秋から正式に実行委員会を立ち上げ、作品上映、展示、ブラッケージ研究者らを招聘しての講演、レクチャーも含めた大規模な企画展の実現に向けて始動中です。

○賛助会員について
 「ブラッケージ・アイズ2003-2004」は、映像作家、アーティスト、デザイナー、教員、学生、批評家、観客などが参加した実行委員会形式で運営し、ミストラルジャパンはその事務局として活動しております。

 2002年4月より実行委員会での話し合いは始まりましたが、新たに参加していただいた方々にも積極的に協力していただこうと考えております。そこで、実行委員では予算確保と協力者を募るため、賛助会員として皆様のご協力をお願いしております。スタッフとして頻繁に活動することが不可能な場合など、賛助会員としてのご協力だけでも大変助かります。どうぞよろしくお願い致します。

◎会員
  個人会員  一口10,000円
  法人・団体 一口30,000円
  一口以上で、何口でもお申し込みいただけます。

◎振込み先
  銀行口座:みずほ銀行 青山支店 普通 8138946
  口座名:ブラッケージアイズ実行委員会  代表 水由 章
  郵便振替口座:00190-8-580005
  口座名:ブラッケージアイズ実行委員会

※7月から正式に賛助会員募集を開始致します。特典(公式カタログ、チケット他)等詳細は改めてお知らせ致します。

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◆クリスタル・ブラッケージ(スタンの娘)のスピーチ 於:ボールダー・メモリアル 2003.3.23(訳:塚田純子)

スタンについて感情的にならずに短い言葉で語るのは、私にとって大変な挑戦です。ですので、私はこのスピーチを紙に書き起こしてみました。

スタンはいつでも私に、気持ちを文章に書き起こすことを勧めていました。スタンは周りの人々を、クリエイティブな過程、自由な表現、そして最も価値のある真実へと導いていました。

スタン、彼の名前を口にしたい。スタン、私の父、親愛なる偉大な友人、いつでも私という人間をまったく無条件に愛し、受け入れてくれた人。

私たちは、いっしょに豊かな関係と深い理解と信頼を育ててきて、限りなくお互いを尊敬し学びあいました。私は彼の誠実さと努力への感謝の気持ちでいっぱいです。私は気さくに全て何事でも話しあってくれた、彼の素晴らしい精神との価値あるつながりを失いました。

私は、芸術と美に対する愛と偉大さ、世界と私たちの夢、素晴らしさと喜びのなかで悩みました。しかしスタンは、地球上に生きている人間や精神の中で、どちらかが劣るということも優越であることもないという見方をしていました。スタンは思考を視覚化し、自らの深い魂から世界を無限に広げました。

私は彼の娘ですが、彼の理想や基準は広大でまた高く深いので、私との差を時々埋める事が難しく感じました。どうすれば、私はそんな高さへと自らを導けるのでしょうか。抱擁や素晴らしい会話、散歩や大笑い、うれし泣き、彼の映画などが、生きる源であり全力疾走した人生の理由でした。

彼は偉大な忠誠と希望の中に、クリエイティブな表現を受け入れる世界を作る基礎を創りました。優しさと平和は、張り詰めた争いを和らげました。彼はミューズに従うように小道を切り開き、真に価値のある表現の中で、彼が本当に誰であるのかを探求しました。

理解とインスピレーションの源を探す為に、彼は詩人や作曲家、作家にや画家、現在と全ての歴史に目を向けました。時に引用や知恵、内面やユーモアを、彼を最も感動させた人たちと共有しました。誰かに、教えを説く前に、先ずは自分自身を充足させなければならない。彼は正しい時に必要であれば、誰かの為になるように、引用や知恵やユーモアを応用しました。彼は詩をとても愛していました。私が最後に彼を訪ねたとき、彼は私に詩集をくれました。

スタンは生前、私と話していたとき、自分がいつか死んで天国に行くときのことを話していました。「私は神と長い会話をして、私はこう言うだろう。神様、いくつか質問があるんだ。先ず初めに知りたいのだ。『あれ(生前)は何だったのか?』」

スタン、神様とたくさん良い会話をして下さい。

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★J.S.バッハの同題曲の構造を絵画に翻訳したアブストラクトアニメーション石田尚志監督『フーガの技法』(制作:愛知芸術文化センター)いよいよ劇場公開!!★

6/14(土)〜 渋谷ユーロスペースにて
モーニングショー/10:00〜(土日のみ)
レイトショー/21:00〜(連日)

※ストローブ・ユイレ監督作品『アンナ・マグダレーナ・バッハの日記』と併映
http://www1.ttcn.ne.jp/~fugue/

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★「PERSONAL FOCUS 2003」−3分間8ミリフィルムフェスティバルVOL.19−応募作品募集開始!★

パーソナル・フォーカスは、8ミリフィルム3分間(50フィート)の作品であれば自由参加、無審査で上映するフィルムフェスティバルです。

パーソナル・フォーカスは、デジタルな光景に繰り広げられる8ミリ幅の小さな映画。すべては自由なパーソナルな発想を始まりとしています。

フィルム・メーカーズ・フィールドでは、誰のものでもないあなたのパーソナル・フォーカスを広く全国から募集いたします。

〈募集要項〉

応募規定
◎出品作品は8ミリフィルムで、3分間または50フィートとします。
◎フィルム形態は、シングル8・スーパー8ともに可。サウンドの場合はフィルムに録音してください。
◎出品者の応募資格は一切問いません。作品の内容については審査選別を行いません。

応募期間
◎応募開始 2003年6月2日(月)から
◎応募〆切 2003年9月1日(月)必着
応募方法
◎応募用紙に必要事項を記入の上、作品とともにお送りください。
◎出品料は2000円で、すべて運営資金とします。

上映・返却
◎2003年秋の福岡での封切上映後、国内での巡回上映を予定しています。
◎出品作品は原則として1年間FMFが保管し、その後返却します。

問い合わせ
フィルム・メーカーズ・フィールド
tel:092-851-4474/FAX:092-821-3682
e-mail:fukuma@vow-office.com

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