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ヨーロッパ・ロケマニュアル ユーロの現金流通について

ヨーロッパ・
ロケマニュアル

1.ヨーロッパでの撮影における
技術者・労働者等の基本労働条件
2.契約
3.社会保障制度の納付金
4.機材等
5.機材・撮影監督システム
6.撮影許可(場所・人)
7.保険
8.ヨーロッパロケにおける
一般的注意
9.ヨーロッパ主要国の祝祭日
(2003年)
10.ヨーロッパ主要国
政府観光局

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6.撮影許可(場所・人)

我々の経験上、撮影許可に関してほとんど問題が無い場合もありますが、状況は日々変っていますし、今まで撮影に使われていなかったからこそ使う、ということがよくあります。
こうした時に、相手が場所であれ、物であれ、人であったとしても、それらが撮影可能かどうかを問い合わせる場合には、以下をなるべく明白にしておく事が必要です。

撮影するのかについての情報
●何のために(CFの場合、どういう商品なのか)
●どうやって(絵コンテがあれば、明瞭です)
●いつ、誰が(主として監督は誰かをきかれます)

以上の事柄は、とりわけ職業モデルではない、俳優、タレント、さらには業界以外の有名人を撮影したい場合には、必ず聞かれる点です。また、18歳未満の子供を出演させるためには、親の同意以外に文部省の許可が必要です。
(この申請は3週間前に行われなくてはなりません。)

場所に関する許可申請では“どうやって”の部分がより重要視される場合が多いようです。
例えば、道路で車の撮影をする時など安全のため、警察当局が場所、時間ともに指定する場合もあります。
また、室内、特に美術館や歴史的建造物では、照明の規模や抜けに入る美術作品の扱われ方が問題にされたりします。

許可申請に要する時間は一般的に大都市ほど長くかかり、パリでは12日間〜15日間くらい、地方では3日間〜7日間くらいが普通です。

最近、弊社の例では現地スタッフによるプレロケハンの後、その資料をもとに日本で場所を決定し、ロケ隊が現地に入るまでに許可を取っておくという方式が多くなっています。

 
 
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