STAN BRAKHAGE
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LOVE SONGS
上映作品
上映作品
『アーサン・エアリー』 (1995年、16ミリ、カラー/サイレント、2分)

『美しき葬列』 (1996年、16ミリ、カラー/サイレント、1.5分)

『コミングルド・コンテナーズ』 (1997年、16ミリ、カラー/サイレント、3分)

『カップリング』 (1999年、16ミリ、カラー/サイレント、4.5分)

『LOVE SONG』 (2001年、16ミリ、カラー/サイレント、11分)

『LOVE SONG 2』 (2001年、16ミリ、カラー/サイレント、2分)

『マイクロ・ガーデン』 (2001年、16ミリ、カラー/サイレント、3.5分)

『コンクレサンス』 (1996年、16ミリ、カラー/サイレント、3.5分)

『エレメンタリー・フレーズ』 (1994年、16ミリ、カラー/サイレント、33分)

〈ブラッケージは現代の特筆すべき画家でもある!〉

『DOG STAR MAN』、「BRAKHAGE EYES」に続く第3弾として、スタン・ブラッケージの近年のライフワークであるハンドペイント作品集「LOVE SONGS」を公開する。

ブラッケージが1980年代半ばから連作をはじめた“ハンドペイント”作品は実に魅惑的で美しく、アグレッシブに描かれた絵具がプロジェクターを通して画面上を揺れ、時に優しく、時に激しく躍動する。筆使いにも似たカメラワークは感覚的で、我々の五感を覚醒させずにはおかない。上映作品は、ガンの手術の前日に撮影された遺言的フィルム『コミングルド・コンテナーズ』、あたかも細胞やDNAがダンスをするかのような『カップリング』、黒い絵具がしだいに厚味を増して激しく愛を主張する『LOVE SONG』、フォーカスや光の投射具合、長時間露光など多くのバリエーションを施すことによって、メロディーやリズムを超えたフレージング的映像作品『エレメンタリー・フレーズ』(フィル・ソロモンとの共作)など9作品。いずれも音声のないサイレント映画であるが、観客の内面に自らの音感を自覚させる。フィルム・マテリアルへの愛、そして家族への愛。ブラッケージが奏でるLOVE SONGの数々を、音のないスクリーン上で体験せよ!

(ハンドペイント=35mm等の映画ポジフィルムをダイレクトにペイント施したもの


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