STAN BRAKHAGE
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作家プロフィール
作家プロフィール
スタン・ブラッケージ STAN BRAKHAGE 1933年アメリカミズーリ州カンザス生まれ。幼年期はデンバーで育つ。ダートマ大学在学中に処女作『インタリム』を撮る。大学中退後サンフランシスコを経て1955年からニューヨークで活動、マヤ・デレン、マリーメンケンをはじめとする多くのアーティストと出会い作品を多数発表する。この時期ジョン・ケージとも出会い、『InBetween』(1955)では音楽にケージを起用している。作品は初期のサイコ的ドラマから神話詩、抽象的映像詩作品群に移行する。その後コロラドに居をかまえ精力的に制作を続け、作品数は200本余を数える。代表作として『夜への前ぶれ』(1958)、『DOG STAR MAN』(1961-64)、『ソング』シリーズ(1964-69)などがある。60代後半になった今日でも、常にフィルムによる表現の実験精神を貫く姿勢は世界のフィルムメーカー、実験映画作家に多大なる影響を与え続けている。

フィル・ソロモン PHIL SOLOMON アメリカ・コロラド州在住の実験映画作家。今回上映する『コンクレサンス』『エレメンタリー・フレーズ』などスタン・ブラッケージとの共同作品がある。スタンの一連のハンドペイント作品でのステップ・プリンター(スタンがハンドペイントを施したオリジナルフィルムを手製のオプチカルプリンター的合成装置で速度を変えたり、多重イメージを加えるなど効果を加えている)として欠かせない人物。1992年にイギリス「Sight and Sound」誌が企画した世界の一流監督が選ぶオールタイム・ベストテンで、スタンがフィル・ソロモンの『REMAINS TO BE SEEN』(1989)をコクトーの『オルフェ』などとともに挙げている。

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